お香典はお気持ちですし決まりはないですが、失礼にあたるんじゃないか、他の人はどのくらい包むのか、気になりますよね。
だいたい皆さんご存じの通り、御香典は年齢や関係性でよって目安はあります。
今回は友人・同僚の親が亡くなったときに絞って解説したいと思います。
ネットやYoutubeにすでに様々な解説がのっています。調べたものをまとめたという記事ですので、ご参考になさってください。
年代別に解説していきます。あまり長くないのでサクッと見ていって下さい。
20代
調べていると20代の方はどこも3,000円~5,000円という金額で紹介されています。
「終活ドキュメントTV」さんというYouTubeも参考にさせてもらったんですが、知人は3,000円、友人は5,000円というお話しをされておられました。
なるほどなぁと思いました。〇〇円〜〇〇円と言われても「どっちにすればいいの?」と困ることもありますもんね。
また3,000円~5,000円と言っても、「死」や「苦」を連想させるという意味で普通は4,000円という金額は使いません。
また故人との縁が切れるから偶数の金額は包まないとも言われます。
私はそんなことで縁が切れるわけがないと思います。しかしだからと言ってあえて包む必要はありませんし、20代の方は知人なら3,000円、友人なら5,000円、特に親しかったという方であれば10,000円で良いと思います。
浄土真宗では、「4」や「9」という数字を忌み嫌うということはありません。しかし浄土真宗の門徒さん全てに、その「4」や「9」という数字は私たちが勝手に語呂合わせで嫌っているだけで使って構わないんだという考えが浸透しているわけではありませんし、私たちはそういった迷信に弱いです。
あまり意識してみたことはありませんが、病室や駐車場番号などはこれらの数字が避けられていると聞きます。そこまでこの数字を避ける必要はありませんが気持ちとはいえ、こちらも御香典でわざわざ4,000円や9,000円を包む必要はないと思います。
30代以降
30代の方は5,000円というところなんじゃないかと思います。親しい友人であれば、10,000円でももちろん構いません。
「お葬式の教科書」さんというYoutubeチャンネルでは30代前半が5,000円、30代後半は10,000円と紹介しておられました。
知人の親のお葬式に行く機会はあまりないかもしれませんが、関係性は人それぞれで、自分の親のお葬式に来てくれていたなど、参列する理由があるかもしれません。
40代の方は5,000円〜10,000円
50代以上の方は相場の上限を包むということが一般的ということで10,000円
というご紹介がされているものがほとんどですね。
大事だなと思ったのは多ければ多いほどというわけではないということです。友人の親のお葬式の御香典で3万円や5万円包むを方がおられるのかどうか私には分かりませんが、先ほども名前が出ました「お葬式の教科書」さんのチャンネルでは、友人だからこその出来ることがあるから、そういうことを大切にしてほしいと言われていて、確かにそうですよね。
会ってお話をする。
悲しんでいるところではありますが、落ち着いたら食事に誘うとかですよね。大切な方を亡くすということは誰もが通る道です。誰もが通る道ではありますが、その時は一人で落ち込んでしまうこともあるでしょう。
友人であるあなたの経験や言葉、思いは人それぞれですから、この言葉をかけてあげれば救われますっていう言葉はありませんが、何気ない会話から人の暖かさを感じて救われる人も多いはずです。是非お力になってあげてください。
同僚
同僚が一人の友人としてのお付き合いならば、友人としてお渡しすれば良いです。
同僚であっても友人であれば先にご紹介した金額と同じです。
会社関係の方が亡くなった場合は他の同僚の方と連盟で出すという可能性も高いかと思いますし、金額も合わせることが一般的かと思いますので、一度同僚や上司に聞いてみて下さい。
同僚の親の場合は参列するのか、代表者だけが参列するのか、御香典だけ渡すのか。
これはもう自分の意見というよりも職場で決める、もしくは規定で決まっていることのほうが多いでしょう。
なお、この記事で紹介しているものが絶対ということではありません。
検索した結果様々な情報がありますが、20代~30代は3,000円、40代以上なら5,000円が目安ですと本記事より安めに紹介がされているものもあります。